職場に17歳の仲間が入ってきた!!中学生のうちに将来の道を決めなければいけない、スイスの教育制度って??
こんにちは。さくらです。
最近、新しい仲間が入ってきました!
17歳になったばかりの女の子。
職業訓練の実習生です。
スイスの教育システム。職業訓練の実習生って??
スイスの教育システムが日本とは若干異なります。
一般的に、幼稚園、小・中学校が義務教育期間9年間(15歳ごろまで)で、その後は職業訓練、大学進学を目的とした高校へと分かれていきます。
義務教育が終わった時点で、すでに大学進学か、職かの道に分かれます。
日本でいう中学生のうちに、次に進むべき道の選択を迫られるわけです!
親はこうなってほしい。でも、子ども自身も希望がある。
でも、その希望が本当に子供の将来の為になるのかも疑問です。
なんせ、まだ半分子供ですから。
ただ、職業訓練学校に進んでも、終了したのちに、やっぱり大学に行ってもっと勉強したい!!となったら、それも可能なのでちょっと安心です。
教育過程には様々なオプションがあります。
表を見るとわかりやすいかと思いますのでご紹介しますね。
ギムナジウムというのは、日本では高等教育に当たります。
参考資料 learning Culture
そんな教育システムの中、
私たちの職場に 新しく、職業訓練の実習生が入ってきました
17歳っていうと微妙なお年頃。。
子供でもないし。
大人でもない。
実習生は週に二日学校に通って、その他の日に実習を兼ねて働きにきます。
特定の先輩がついて、面倒を見て、仕事を教えます。
ちなみに、彼女に付き添って教える子、いわゆるトレーナーを任されたA子は、これまた若く、一昨年あたりに職業訓練の学校を終えた19歳の女の子。
今までは、A子がこの職場で一番若くて、子供扱いされてきましたが、
(ただし、成績優秀で、仕事のできるしっかりした子です!!)
これからは、お姉さんとなって実習生のお手本となり、また、指導をしていかなければなりません。
二人が一生懸命、仕事を教えたり、教わったりしている光景は、心が和む。そのものです。しかも、よく笑う。。
私は、可もなく不可も無く
また新しい子だ。最近、人の出入りが激しいなあ。。
くらいの程度で受け止めていました。
私たちの職場のチームはかなり良い状況で、みんな仲良しといった感じです。
私は、普通に接して、取り立てて自分の方から彼女に近づくことはありませんでした。
私が特別積極的にB子に接しなくても、周りと上手く行っていたからです。
ところがです。
どういうわけか
ふっと、横を見るとB子がいるんですよね。
お前の親鳥はあっちだよ。
そう言っても、どいいうわけか、後をついてくる。。
”トレーナーのA子はいま忙しいから。”
などと言いながら。後を付いて来る。
17歳になったばかりの子ということで、子供でもなければ、大人でもない。
どう対応していけばいいんだ??
それに、どうして、私の後に付いて来るんだ??
アジア人だから、日本人だから珍しいのか?
などと考えながら、
とりあえず、私の知っている専門的なことを教えてあげることにしました。
すると、17歳の少女にはかなり衝撃的らしく、いちいち驚いてくれるんですよね。
すごい!さくら!
すごい!!
と、ますます後を付いて来るようになりました。
ある瞬間、彼女の姿が見えない。
何処に行ったんだろう、大丈夫かな?と、思ってキョロキョロ探していると、トイレから帰ってきました。
トイレ行ってたの?いないから何処行ったのかと思った。
と、言ったら、
寂しかった??
だと・・・。😅
17歳の女の子が、こんなにあどけなくてかわいいとは思ってもみませんでした。
この子が特別なのか??
そんなこんなで、B子とはすっかり打ち解けていったのですが。
あくまでも、私の感覚からしたら、
教える側(私)と教わる側(B子)。
母と娘
みたいな。
しかし、さすがB子。そう思っていないようで。
私たち、いいチームね!!
だって。。😅
最後に
とっても可愛い後輩が入ってきて、彼女との交流がとても心が温まるもので、
幸せな気持ちになりました。
その気持ちを聞いて頂きたくて、シェアさせていただきました。
読んで下さってありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。