日本は緊急宣言。スイスは緊急の対策に入ってから約一ヶ月が経とうとしています。

こんにちは。さくらです。みなさまいかがお過ごしでしょうか？

プログにお越しいただいて有難うございます。このご縁に感謝します。

私の住むヨーロッパは大変なことになってしまい、此処スイスも3月11日から生活必需品を販売するお店以外全てクローズするということになってしまいました。

その宣言がされてからもうすぐ一ヶ月が経とうとしています。

スイスでの、その思い切った政策が功を奏してか、3月11日にお店をクローズしてからの２週間後の感染者数は横ばいになったということを聞きました。

しかしながら感染者数、お亡くなりになられた方の数は日本の四国ぐらいの大きさでありながらかなり大きく、死亡者の数に関しましては、８１１人と日本の約9倍となっております。（07.04.2020現在）

日本での被害の少なさの理由については、日本人の民意の高さゆえ。潔癖、規律を守る、真面目、マスクをつける、生活習慣など。はたまたBCGワクチンを打っていたからとか、DNAの違いによって重症化しづらいのではないかとか、様々な憶測がされておりますが、私はただ単に『やっぱり日本ってすごいなー』っと単純に思ってしまうのであります。

日本が元気であれば、私も元気になれるのであまり実際住んでいるスイスの状況は気にならずにすみます。祖国あっての自分です。

現在スイスがどのような状況かと申しますと。。

スイスの状況

お買い物にスーパーに行く！！

スーパーに入店できる人数が決まっています。入店可能な人数は10平方メートルにつき一人の割合です。

入り口には店員さんが立っていて常に人数をカウントしています。

お客さんが多いときには外で待つことになります。入り口には消毒薬が備わっていて、各自手を消毒します。

人との間隔は２メートル以上保つということも政府より義務付けられているので、入り口で待つときも２メートル間隔。レジを待つのも２メートル間隔です。

お店の造りにもよりますが入り口と出口が別個にされ、入ってくる人と出る人が近距離ですれ違わないように工夫もされています。

店内に入ってしまうと、商品を見るのに夢中になってかなり至近距離でお買い物されている方々を見ることは多々あります。特にお買い得品となると、コロナのことも忘れ、主婦の血が騒ぐようです。

たまにPolizai（ポリスのことです）というプリントされた制服を着たお巡りさんが循環にこられて、くっついてお買い物なんてしていると怒られるので注意します。

こんな時に不謹慎ですが、どういうわけかスイスのお巡りさんはイケメンが多い。顔とスタイルで雇ってるんじゃないかと思うぐらい。以前スイス人の同僚の女の子と騒いでいた時がありました。コロナ騒動が過ぎ去って、スイスにこられた時にはちょっとチェックしてみてください。

トイレットペーパーはコロナ騒動が始まった頃、此処でも売り切れました。

人間の心理は世界各国一緒のようです。

最近は全ての種類が揃っているわけではないのですが、店頭で買えないことは無くなりました。

ヨーロッパならでは！！売り切れていたもの。

ドライイーストでした。仮にスーパーが閉まっても家でパンが焼けるようにですね。

日本人でいうお米ですもんね。

入荷が追いつかないようで、常に売り切れの状態です。

今現在は、スーパーもパン屋さんも営業しているのでパンがお家で焼けなくて困ることは無いようです。

生活必需品に入れて欲しかったお花！！

Photo AC

営業が許可されているのは生活必需品を扱うお店。お花は悲しいことに生活必需品に入れてもらえてなかったんです。

結構お花を探している方に出会しました。

プレゼントしたい。家に花が欲しいなどとおっしゃっていました。

こんな悶々とした時だからこそお花は必要。心を癒してくれるお花！！

生活必需品に入れて欲しかったです。

最後に

キャンセルとなった航空券の事で空港に行ってきました。

幸い、予約変更の係の方はいらっしゃったのですが。。

カウンターに全く人がいません。

それもそのはず。フライトが全くない。

通常だったらぎっしりとフライトインフォが並んでいるというのに。

書いてある文字は　no infomation

離着陸で忙しい光景がないのは本当に切ないです。

こんなに人がいない空港なんてはじめてです。100年に一度の惨事と言われていますから、当然といえば当然ですが。。

早く普通の日常に戻ってくれることを祈ります。

良い一日になりますように