スイスのドイツ語が、ドイツ人に通じない。。
こんにちは。さくらです。
スイスの風景
スイスで話されているドイツ語が、ドイツ人に通じないって、ご存知でしたか?
スイスで話されているドイツ語はスイスドイツ語と呼ばれています。
特に北ドイツの方たち、いわゆる標準ドイツ語、ハイジャーマンを話す方達には難かしいようです。
ちなみに北ドイツのハンブルクのドイツ語は舞台の上で話されているようなドイツ語!!もっとも綺麗なドイツ語と言われています。
日本国内でも、東北に行ったら東北の方言があって、九州に行ったら九州の方言があって、その地方の方言で話されたら理解できない事も多々ありますので、それを考えたら納得ですね。
スイスドイツ語と標準ドイツ語の違い
実際、こんな事がありました。
以前、スイスの観光地ユングフラウヨッホの麓、インターラーケンという街で
リバーラフティングという川下りのようなアクティビティに参加しました。
参加者は、世界各国から来ている観光客。
一つのボートに8人ぐらいずつ振り分けられていくのですが、言語ごとで振り分けられます。
インストラクターの説明を理解するためです。
言語は、大概英語、ドイツ語、フランス語などに分けられます。
日本人観光客が人数分集まったら、日本語で説明してくれればいいのに!!
と、意見が出そうですが、肝心のインストラクターが日本語を話せないので仕方ありません。
私と友人は、ドイツ語のグループに入りました。インストラクターはスイス人。
早速インストラクターが説明し始めました。すると、ドイツ人の参加者が、いきなり挙手!!
わからないから、ハイジャーマンで話してくれ
っと。。
オーっ😅
と、若干困った表情を見せたインストラクター。
インストラクターの間でなにやら話し合いののち、
標準ドイツ語組と、スイスドイツ語組に別れる事になりました。
ドイツ語組は人数が多めだったので、ちょうど良かったといえば良かったのですが。。
それだけ違うのです。
例えば。。
カタカナ書きにしてみます。
自転車の、ファーラート の ベロ はイタリア語 🇨🇮 から来ていて、
ありがとうの、ダンケ は、 メルスィー でフランス語 🇫🇷 から。
また、スイスドイツ語圏の中でもそれぞれの地方によってさらに方言があるのでさらに多様になってきます。😅
もっとたくさんあるのですが、今日はこのくらいにさせていただきます。
日本の四国ぐらいの面積しかなくって、ドイツ語と、フランス語と、イタリア語と、レトロマンス語、4つの言語が話されているから、混ざってしまうのは当たり前だと言えば、当たり前だけど。
スイスで生まれ育っていない限り、めちゃくちゃ難しい環境です。
でも、日本もかなり造語が多いので同じようなものなのでしょうか?
私も、今のようにネットが普及していなくて、たまに日本に帰った時にわからなかった言葉、もしくはへ〜と強く心に残った言葉があります。
ドヤ顔 どう言う状況で使っているのかわかりませんでした。
超 超やばい 超。。。
ローカル ジモピーと言わないことにショックを受けました。
などなど。。また、言葉とは関係ないのですが、
木村拓哉さんを、横山やすしさんの子供木村一八さんと思っていました。。
最後に
Wotsch ais go Ziä ?
ボッシュ、アイス ゴ ツィア?
って言われたら、飲みに行こうよ!という意味です。
😵🤫
標準ドイツ語だと、
Möchtest du etwas trinken gehen?
メヒテストゥ エトワズ トゥリンケン ゲーヘン?
(飲みに行こうか?)
です。
全く、共通点がない。。。😰
スイス人のお友達がいらしたら、試しに言ってみてください!
Gömer ! ゲンマ
(Gehen wir 行きましょう)
と、回答がきて、通じたら楽しいですね!
それではまた。
読んでくださって有難うございました✨